serge de Nîmes⇒Denim / Gêne⇒Jeans Part1
六月ぶりの更新になります、スタッフの石川です!
今回は少しばかりデニムやジーンズについてお話を…
ファッションの王道でもあるジーンズ
意外と知られていませんが語源やその起源(デニム生地の起源)はフランスがもととなっております。
大まかにいうとデニム生地を使った製品がジーンズとなるためデニムは生地を指しジーンズは製品自体を指す言葉となっています。
デニム生地はもともと上記にもあるようにフランスのニーム地方が原産でその呼称が
serge de Nîmes(セルジュ・ドゥ・ニーム)=ニームの綾織り
これが短縮されdenimとされました。
ニーム近郊の水道橋ポン・デュ・ガール
一方ジーンズはと言いますと、こちらはタイトルにもあるように“Gêne”(ジェーヌ)というフランス語が由来です。
Gêneとはイタリアの港町ジェノバの中世フランス語読みになっています。
なぜジェノバが語源になっているか勘のいい方はもうお察しかもしませんがニームの綾織り生地を
世界に向けて輸出していた事がきっかけとなっています。
ここまではあくまでデニムの発祥や語源についてでしたが実際いま私たちが穿いている
ジーンズの歴史について触れたいと思います。
一般的にジーンズは先ほども述べたようにデニムを使った製品すなわちリペットで補強された
ファイブポケットパンツの事を指すのですが、この原型が生み出されたのがゴールドラッシュ時のアメリカなのです。
当時の労働者が穿いていたパンツは労働による負荷でたびたび破損することがあったのですが、
これをパンツにリペット補強を施すことによって解決したのがヤコブ・デービスでした。
ヤコブはこのパンツが大ヒットしたことを背景に特許を申請しようとするのですがその時の資金の共同出資者が
当時、生地商人でリーバイス創始者でもあるリーバイ・ストラウトなのです!!
ゴールドラッシュ当時の様子
このまま書き続けてもいいのですが終わりが見えてい来ないので続きは次回に持ち越しで…
ここからはデニムやジーンズ関連のオススメアイテム3点を紹介します!
まずはお馴染みJAPAN BLUE JEANSから2点
Pull BD Shirts 8oz PW Militally
price:¥11,000+TAX
size:S/M/L
8ozでしっかりとした生地感がたまらないプルオーバー風のBDシャツです。
深みのある濃紺に白のステッチとボタンがあくせんとになっています。
経年変化も楽しみな1着です!
生地が違うHeavy US cotton oxfordタイプも取り扱っております。
LIBERTY PEG TOP Stretch Trouser
price:¥12,000+TAX
size:28/30/32
こちらは先月入荷した新作のPeg-Top Pantsです。
ヒップから腿あたりはゆったり目ですが途中から強めのテパードがかかっています。
Peg-Topの名通り西洋ゴマのような変わり種のデニムパンツです!
続いてBarns Outfittersより一点
Housework Apron
price:¥6,900+TAX
size:one size
最近はファッションアイテムとしても一定の地位を築いているエプロンですが、、
さすがBarns作りにおいても一切の妥協なし。
ぺインターパンツにワークシャツその上からエプロンそしてカバーオールという感じの
The Worker Styleなかんじも好きですが、それは男臭すぎるという方には太めのスラックスに
ニット、エプロン、ミドル丈のメルトンアウターてな感じがオススメです!!
以上の商品はRoger’s est1993で取り扱っております。
デニムとジーンズの小話Part2また今月終わりごろに“たぶん”書くのでお楽しみに!!
デニムみたいな人間になりたいとふと思う石川でした、ではまた。