小町のような美しさ…
こんにちは、ROGER’S northlandスタッフの横井です。
本日は冬物をお探しの方が増えてきた今日この頃、
様々なアイテムからこれは見て頂きたいとゆう
こだわりアイテムをご紹介していきたいと思います。
Comm.Arch. / Mid-Neck Hand Knitted Jumper(クリックにて商品ページ)
【Comm.Arch.(コムアーチ)】は2014年の秋冬から【Joe Mc(ジョーマック)】ディレクションによりスタートした
メンズニットウエアブランドです。
ジョーマック氏、まだご存じない方も多いかと思いますが、すごい経歴の方で
2007年にロンドンの著名な美術大学のニットの専攻を首席で卒業。
あのジョン・ガリアーノのオファーを受け、パリにてジョン・ガリアーノとクリスチャン・ディオール
とゆう2つの世界的な有名ブランドでニットウェアデザインを担当された方なんです。
その後2009年に日本に帰国、大手アパレルやデザイナーのもとでニットデザイナーとして経験を積み
2014A/Wに2つのメンズニットウエアブランドをスタートされています。
その1つが今回ご紹介する【Comm.Arch.】。
Communication Architectureの略語で
(日本国内紡績の糸を厳選し、現存する貴重なニットデザイナーや職人の連携「communication」によるニットウェア「architecture」)
さらに日本の美しい女性、小町(KOMACHI)のようなニットに基づき、「小町→コマーチ→コムアーチ」がブランド名の由来。
素材・作り・プロセスにこだわり、何といっても
「成型編み」
で仕上げられているのが最大のポイントです!
成型編みとは、型紙に合わせて各パーツを編んでいき、ニットと同じ糸で縫製する事から
縫い目を目立たなくし伸縮性のある縫製に、また大変綺麗な編み目に仕上がる
手間のかかる手法です。
近年よく見られる手法は裁断縫製(生地を型紙に合わせてカットし縫製)で、こちらは形なども容易に
仕上げられます。ただし縫い目がつっぱってしまい、着心地が硬かったり、縫い目がチープに見えてしまうなど
難点もあります。あと、一枚の生地から好きな部分を切り取っているとゆう事は、糸のロスにもつながります。
ちなみに成型編みは型紙に合わせて糸を使う為、ほとんどロスがありません。
ただ、やはり手間のかかる手法の成型編み…コストパフォーマンスは優れていません(当たり前ですが…)
限られた職人さんにしか出来ない所で量産も難しく、今ではあまりお目にかかれなくなってきています。
どちらが優れているのかは、それぞれの利点・欠点はあるので難しい所です。
こちらのニットも好みははっきりと分かれるアイテムかとは思いますが、
気になる方には是非ともお試し頂きたく思います。
着心地って本当に大事だと…本当の意味で1人でも多くの方に伝わればなぁ…と。
(サイズS着用 モデル175cm/56kg)
着心地の柔らかさは抜群に良好、またウール60%:アルパカ40%の配合で
保温性・保湿性・軽量性・強度がより向上、肌触りも抜群なんです。
チクっとするのが苦手で、ミドルネックのような首に当たるのが苦手な方にも
こちらならストレスなく着て頂けますよ!
サイズ感はジャストめで着ていますが、裾の絞りが適度に効いていて
大きめで着てもスタイルが崩れる事がなく、トップスとして使用するならアリかと思います。
今後も注目の【comm.arch.】、心地よく長く着られる
日本の”BORN KNITTERS”の集大成もいえるブランドです!
是非店頭で触れてみてください…そして本物を体感してみてください。
お待ちしております。